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子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

こんにちは!

この日記は、2000年4月に子宮体がんで準広汎(子宮・両卵巣、卵管摘出)と、リンパ郭清の手術をした「ぴょんぴょん」が書いている術後の経過日記です。

日記ですので、思ったことや身体の状態などはありのままに書いています。
子宮がん術後の患者さんがすべてぴょんぴょんと同じような体調、状態、経過になるわけではありません。
術後の状態は患者さんによって異なり、まったく同じ状態の人は一人もいないということを踏まえてお読みください。

また、ぴょんぴょんは2003年夏に膠原病(全身性エリテマトーデス:SLE)予備軍であることがわかり、2004年夏には橋本病と診断されました。
婦人科、内科、皮膚科、整形外科の主治医にそれぞれ、子宮がんと膠原病や橋本病には何か関係があるのか質問したところ、全員が「因果関係はない」という答えでした。
ぴょんぴょんが子宮がんの後に膠原病予備軍や橋本病になったのは、まったくの「たまたま」らしいです。

がんの術後の不調だけでなく、膠原病や橋本病から来ている不調も多少あるようなのですが、「この症状はがんの術後後遺症」「これは膠原病から来る不調」「これは橋本病から来る不調」という区別が自分自身でもよくわからないので、一緒に書いています。

読んでいる方にとっては、ぴょんぴょんの具合が悪そうに思われることや、「ぴょんぴょん、そんな言い方ないだろ~」と思われることがあるかもしれませんが、これは日記ですので、ぴょんぴょんの主観で好きなことを書かせてもらっています。
心配したり、怒ってはダメよ。
そこんとこ、ホントによろしくお願いいたします m(_ _)m

ぴょんぴょんのホームページは、子宮がん関係はうさぎの本宅、膠原病関係はなんちゃって膠原病ワールドです。

これから治療される方のお役に立てるかもしれない記載もありますので、ぜひ一度おいでください。

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2005年4月以降の「日記のようなもの」は、

週刊ぴょんぴょん
http://usaginohontaku.seesaa.net/


に書いています。
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  1. 2000/04/01(土) 23:30:00|
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5月の覚え書き

33日間の入院生活を終え、5月中旬に退院した。
退院当日は、病院から家までの30分位のドライブで疲れてしまい、家に着いてすぐに昼寝。
今日は夫がいるからいいけれど、明日からは、昼間は一人で過ごすことになる。
食事は自分で作るか、隣のコンビニへ買いに行くか。
両方できなければ、夫が帰って来て何か作ってくれるまで、食べないで寝ているしかないだろう。

次の日から当分、まともな食事は夜だけとなった。
自分で作ろうとも思ったが、長い時間立っていられない。
30分も動くとくたびれてしまい、3時間寝るといった状態。
お湯を沸かすのが精一杯だ。
お腹が空いたら、買い置きしてある菓子パンをかじってしのぐ。
実家のある人はいいな、と思った。

傷が痛く、筋力も落ちている。
床に座ってしまうと、その状態からは立ち上がれない。
柱にしがみついて立ち上がるか、人に引っ張ってもらわないとダメ。
しゃがむ姿勢も、お腹を圧迫するので痛くてダメ。
和式トイレだったら、痛くて使えないだろうと思った。
うつ伏せで寝ることもダメ。
寝ていたら、飼い猫がお腹の上に飛び乗って来て、傷の部分に着地した。痛くて声も出なかった。

腹筋が低下しているせいで、腰に負担がかかっているらしく、腰痛がひどい。
歩くと、その振動で傷が痛くなるので、知らず知らずのうちにすり足となる。

5月いっぱいは、ほとんどの時間を「病人」として過ごす。
  1. 2000/05/31(水) 23:30:00|
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6月の覚え書き

傷がまだ痛く、ウエスト回りをしめる服(普通のスカートやジーンズ等)が着られない。
ジャンパースカートにぺったんこ靴のいでたちで、お腹をかばい、そろそろと歩くので、事情を知らない人たちからは「妊婦」と間違えられる。

長い間仕事を休むわけにはいかず、お客さんからのリクエストもあって仕事を再開する。
椅子に座っているだけできつい。
座った姿勢を保持するのが精一杯で、仕事に身が入らない。
気を抜くとだんだん前傾姿勢となり、机につっぷすような状態で仕事をしている。
椅子の背に身体を縛り付けたら、少しは楽かなとも考えた。
長時間仕事をしていると息苦しくなり、顎が上がってくる。
足も痛くなってくるので、机の上に足を上げたり降ろしたり、なかなか忙しい。
他人からすればとんでもなく行儀悪く、みっともない格好に見えるだろうが、かまうもんかと思った。
ひとり自宅でする仕事でよかった。
ただ、フリーの仕事は、仕事を受けて期日内に仕上げるか、発注を断るかのどちらかで、一度受けた仕事はきちんと仕上げないと次がない。
「病み上がりだから」とか「具合が悪い」という理由は一切考慮してもらえないので、納期を守るために毎日12時間以上の仕事が続く。

仕事を終えるとへばってしまい、家事はほったらかし。
掃除機でもかけようかとやってみたが、後でお腹が痛くなった。
重いものを持つと、まだダメなようだ。
  1. 2000/06/30(金) 23:30:00|
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7月の覚え書き

足の調子がまだ戻っていないらしく、自分ではちゃんと歩いているつもりなのに、ちょっとした段差などにつまづくことが多い。

軽い排泄障害(?)がまだあり、トイレの我慢ができない。
排尿は、「溜まっていく感覚」があまりなく、行きたいと思った時にはパンパン状態。
排便も、いきなり行きたくなって、あまり我慢ができない。
「行きたい時が出たい時」なので、歩いて3分以内のところにトイレがない場所には出掛けたくない。
長時間歩くと足が痛くなり、車の振動もお腹に響いて痛くなるので、ほとんど外出せずに過ごす。
  1. 2000/07/31(月) 23:30:00|
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8月の覚え書き

うつぶせで寝られるようになった。
術後初めて、泊まりがけで旅行に行った。
  1. 2000/08/31(木) 23:30:00|
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