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子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

今日は長文

午後、膠原病専門医を受診。
5月の検査結果を聞いた。
相変わらず「なんちゃって状態」ではあるけれど、悪化はしていない。
もちろん、良くなっているわけでもない。
このまま時々受診して検査を受け、経過観察を続けることで合意。

ぴ「坂の上病院で、甲状腺の機能に異常があると言われました。これが検査データです」

Dr「ちょっと見せて。うん…。橋本病だね」

Drは念入りに甲状腺を触診してくれた。

Dr「ほら、ここ。コリッとするでしょ。これが腫れているところ。でも、そんなに大きくないよ」

ぴ「先生に診ていただいてる膠原病も、甲状腺の異常も、自己免疫疾患ですよね? 現在、膠原病は治療が必要ないと診断していただいてますが、治療することによって甲状腺も治っちゃうということはないのでしょうか?」

Dr「膠原病は全身疾患です。甲状腺も自己免疫疾患ではあるけれど『甲状腺に異常がある』と、悪い場所がターゲットできているので、そこを治療すればいいわけ。だから、膠原病と甲状腺の治療は別です」

はい、よ~くわかりました。

さて次に、甲状腺専門医へ渡す検査データを請求しなければならない。
いろいろな病気の疑いで、今までにセカンドオピニオンは何回も取った。
言い出し方にコツがあるということがわかってきたような気がする。

「セカンドオピニオンを取りたいと思っていますが、先生はどう思われますか?」って申し出るのはNG。
Drに「必要ないと思います」と言われてしまったら、それ以上押せなくなり、「データください」とはなかなか言えない。
Drが「必要ない」と判断したとしても、こちらは「それじゃ納得できません」状態になっていることがほとんどなので、セカンドオピニオンをあきらめることは難しいだろう。

だからセカンドオピニオンしたい時は、「どうでしょうか?」ではなく、

「私は受けると決めてるんです!」と宣言するに限る。

とは言え、申し出の言い方には注意が必要。
Drも人間ですのでね。
わたくしは、雪隠詰め方式を取っている。

わたくしが今日、膠原病専門医に言ったことを再現すると、

坂の上病院の外科で乳がん検診を受けた時、たまたまDrが甲状腺の触診もしてくださり、腫れていることがわかりました。
血液検査をしたら機能低下でした。
私はこちらで診ていただいている膠原病疑いの他にもいろいろな疾患があり、坂の上病院で投薬を受けています。
投薬はなるべく一本化したいので、甲状腺も投薬は坂の上病院でしてもらいたいと思っています。
ただし私は、特定の病気が判明した時、一度は専門医を受診すると決めています。
そこで、甲状腺専門の■■病院を受診してみたいのです。
■■病院は投薬量が決まれば、かかりつけ医で投薬してくださるのも可能らしいです。
■■病院を受診するにあたり、既往症は聞かれると思います。
それで、こちらでやった検査データも提出したいのです。
データのコピーをください。

こう申し出ることで、膠原病専門医に「うちの病院で治療すれば?」と言われる可能性を排除。
そして「患者が自分の診断を疑っている」という誤解はされにくい。
さらに「この患者は、自分が何と言ってもセカンドオピニオンを受ける気のようだ」と、こちらの決意を察してもらいやすい。

Drに「セカンドオピニンはいらないでしょう」と言われてしまう要素を先回りして取り除き、データを出すしかなくなる「雪隠詰め」でございます。
セカンドオピニオンを希望するのに患者が気を遣うのはなんだかな~ですが、患者と医師間で円滑な関係を構築・維持するためには、戦略も必要だと思う。

Dr「あなたが■■病院に行ってみたいのなら…。じゃ、データをお渡ししますね」

話は、済んだ。 (プロジェクトX風)

Dr「あなたの場合ですが、私は治療がいらないか、チラーヂンを半錠でいいと思います」

ご意見として聞いておきます。

ぴ「私も自分の病状をそれほど深刻には考えていません。だるいのはどうにかしたいんですが…」

Dr「じゃあ、薬は飲んだほうがいいかもしれないね」

膠原病専門医は封をした文書をくれた。
こんな手間をかけなくても、検査表のコピーをくれるだけでよかったのに。
は~、すいませんねぇ。

宛名には、■■先生と、個人名がフルネームで書いてある。
いったん帰宅して調べたら、そのDrは■■病院の院長だった。
あら、先生方、もしかしてお知り合い?
びっくり~。

■■病院は、全国から患者が来る超有名病院である。
わたくしの甲状腺疾患は、自分でも認識している通りたいしたことないような気が…。
重篤な患者さんで院長先生の診察を希望する方はたくさんいらっしゃるはずので、その方たちの待ち時間を増やしてしまうのは申し訳ないと思うのですが…。

しかし、この膠原病専門医はお顔が広い。

Dr「ぴょんぴょんさん、体がんだったんだよね? 治療はどこで?」

ぴ「なぎさ病院です」

Dr「パンダ先生?」

ぴ「そうです」

Dr「あはっ。パンダ先生は大学で僕の1年先輩。☆☆(きりんさんの主治医)は、同級生だよ」

ぴ「ああ、そうだったんですか~」

これまたびっくり~。
☆☆って呼び捨てにするほどなんだから、よっぽど仲がいいと思われ。
Dr同士どう繋がっているかわからないので、あまり変なことできないな~。

それにしても、甲状腺機能低下症と慢性甲状腺炎と橋本病って、どこがどう違うの?
漠然としたイメージでは、慢性甲状腺炎と橋本病はイコールで、甲状腺機能低下症は甲状腺の機能が低下する病気の総称で、慢性甲状腺炎は、甲状腺機能低下症が出現する病気の一つって感じなんですが、この件は、近々受診する甲状腺疾患専門病院のDrに説明を求める予定。

夕方、坂の上病院の内科へ。
診療受付時間の最後の方に行き、さらに受付のナースへ「先生にご相談したいことがあり、時間がかかるかもしれないので、一番最後の順番にしてください」と申し出る。
待ち時間は長くなるけれど、今日は主治医としっかり話し合い、決められることはすべて決めてしまいたいので、後に患者さんがいないほうが、お互い気にならなくていいでしょ。

甲状腺はセカンドオピニオンを受け、投薬量が決まったらこの病院で投薬してもらいたいこと、CF(大腸内視鏡)はこの病院で受けたい、ただし麻酔はばっちり使ってくださいと希望を述べた。
うんたらかんたらと話し合いの末、1泊2日入院で坂の上病院でCFを行うことに決定。

ぴ「麻酔は可能な限り使ってください」

Dr「でも、無痛にしたら痛いのがわからなくなっちゃう」(そんなん当たり前じゃん)

ぴ「穿孔しなければ麻酔で無痛になっても問題ないですよね? 穿孔は私の問題ではなく、Drの手技の問題です」(きっぱり)

Dr「たはは…」

ぴ「病気で死ぬのはある意味仕方がないと思いますが、痛いのはダメ。私は、検査で痛いのはもう一生許さないと誓ったんですッ!」

一部むちゃくちゃな言い分だと自分でも思うけれど、こちらの決意はしっかり述べておく。
可能かどうかは別として、わたくしの必死さが少しは伝わるだろうて。
おねいさんは、死ぬのは怖くないけれど、痛いのはものすごく怖いんだよ~ん。

Dr「CF、予定が詰まっていて、1ヶ月待ちくらいになっちゃう」

お盆休みとかあるから、それは仕方ないかと。
この時期に検査しなければならなくなったのは、わたくしが悪いわけではないけれど、そちらが悪いわけでもありませんので、順番はおとなしく待ちます。

Dr「月曜日どうだろう? 前日から入院だけど、日曜は入院できないから土曜から入院してもらうことになるけど」

ぴ「却下!」

入院中は、それでなくても検査食でたいした食事が出ないはずなのに、さらに病院の事務上の都合で1泊余計に泊まらせられるのは承服しかねると、はっきり申し述べましたわ。

Dr「土曜入院で、外泊すれば?」

ぴ「なんのために入院したんだか、意味がありません」

Dr「う~ん」

ぴ「月曜以外の検査日ないんですか?」

Dr「胃カメラやってもらった先生に頼みたいからな~。あの先生うまいからな~。木曜にも検査日があります」

ぴ「ということは、水曜入院ですね? じゃあ、それでお願いします」

予約は取れたけれど、9月なんですよね~。
まぁ、これはしょうがない。

Drは、甲状腺専門医へ渡すデータもくれた。
診療情報提供書の形が取られていて、宛名に御机下と書かれてありましたよ~。
「机の下に置いてください」か、とほほ…。

最後に、この前の血液検査で高くなっていた中性脂肪値対策の薬をもらって帰宅。
今日は暑くて病院のはしごはちょっとこたえたけれど、わたくしの希望は叶えられたので満足です♪

サイト内のあちこちで書いているけれど、病院やDrが向こうから来てくれることはまずない。
家でああじゃこうじゃ考え込んでいたら、誰かがすべてお膳立てしてくれるってこともまずありえない。
診察や治療に希望や疑問があっても、それを口に出してDrに告げなければ絶対にわかってもらえない。

いつも動いていたら疲れてしまうから適当に手を抜くべき。
けれど、ここ一番の踏ん張りどころは、文字通り踏ん張ってちゃんと決めないとダメですね~。

甲状腺専門医へは来週行くつもり。
週末は、ちょっとのんびりしたいかも…。
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  1. 2004/07/29(木) 23:30:00|
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