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子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

物体ヌルドロたちとの遭遇 -秘密のミッション-

2日の午後、初売りで賑わう駅ビルで今晩のメニュー・すきやき用のお肉を買い、1泊の予定で夫の実家へ行った。
義父は、お節を少し買って待っていてくれた。

家の前に立っただけで、石油ストーブが不完全燃焼しているような匂いがする。
以前から「新しいのをプレゼントします」と言っているけれど、義父は「まだ使えるから」と頑として讓らない。
でも、これはもうヤバイんじゃないでしょうかね…。
火事、または一酸化炭素中毒で死人を出さないうちに、無理やり新しいのを贈ってしまった方がいいのかもしれない。
何やかや言っても、新しいのが届けば使ってくれるかも…。

夕飯の準備をするためにキッチンに立ったら、夫と義父が打ち揃ってついて来て、「何か手伝うことある?」と聞く。
喉の奥でうなり声を立てたら、「じ、邪魔みたいだね」と二人とも退散して行った。

実はわたくし、これから一人でこっそりとやらねばならない事があるのでございます。
それは、ミニ大掃除。
義父は、70過ぎてから初めて独り暮らしを体験することになり、家事も初めて。
やっぱりいろいろと不都合があるんですよね…。

目が悪いので気づいていないみたいだけれど、水回りの汚れがものすごい。
それを言ったところで、本人は毎日の食事作りや部屋の掃除、洗濯でいっぱいいっぱいだろう。
わたくしとしては、意地の悪い小姑みたいな「これ見よがしの掃除」をしたくないし、そんなことしたら角が立つ。
そこで、わたくしの体調をいつも気遣ってくれ、「同居して欲しい」と口に出さない義父への感謝の気持ちの一つとして、この家に来ると、キッチンとトイレをいつもこっそり掃除している。

キッチンに置いてある、文字通り醤油で煮しめたような茶色い布は、元は白かった「台布巾」らしい。
軽くゆすいでぎゅっと絞ったら、布目の間からヌルヌルした物体が出てきた。
これは、カビの一種でしょうかね。
Oh、神様、気持ち悪いです (ToT)

その水を流しに捨てたら、パイプの流れが悪い。
ゴミ受けを外してパイプ内部を覗き込んだら、黒いヘドロのようなものが入り口から詰まっていて、穴が見えなかった。
これも、カビの一種でしょうかね。

洗い桶にお湯を入れ、漂白剤と煮しめ布巾をぶち込む。
これで少しはきれいになるかな。
パイプの方は、割り箸でぐるっとこそげたら、ドロドロの物体がごっそり取れた。
でもまだ、パイプ本来の色は見えてこない。
これまた漂白剤をぶち込んで、少しお湯をかけてふやかしてみる。

漂白剤は、前回わたくしが使って置いた場所にそのまま埃をかぶって置かれていて量にも変化がない。
この家で流し台のパイプが掃除されるのは、わたくしが来た時だけなんだろう。
ってことは、春と秋のお彼岸と正月の年3回か…。

そろそろいいだろうと思い、パイプに水を流したら、ドロドロが一気に取れたらしく本格的に詰まってしまった (ToT)

ひょえ~ん!!

居間で話している夫と義父の横を通り、トイレからこっそり「かっぽん」を持ち出した。
ぶっちゃけ、きれいとは言い難い家だけど、一方面に神経質なところがある義父は、トイレの「かっぽん」を流し台に使ったなんて知ったら気持ち悪がるだろうて。
でも、流しが詰まっちゃったんだもんね~。
非常事態なんだもんね~。

「かっぽん」で料理の入った鍋をかきまわすわけじゃなし、使った後、流し台をきれいに洗っとけばいいでしょ。
使ったのを知られなきゃいいでしょ。
「知らないのは、なかったのと同じ」になる時もある。

とにかく、このミッションは義父に感づかれてはならない。
「流しのパイプが汚くて、掃除してたら詰まっちゃいました」とは言えんのよ。
「かっぽん」で詰まりは解消し、ほんとによかったよ~。

流しをごしごし洗った後、今晩使う予定の食器を漂白。
義父は一生懸命にやっているはずだけど、お皿や小鉢の糸尻まわりに洗い残りがあり、黒い輪が付いちゃってる。
菜箸もヤバイ感じに黒いので、漂白。
義父が普段使っていると思われるご飯茶碗も漂白。
グラス類は、素敵な油膜が付いたまま使っているみたいなので、これまた漂白。
洗い終わった食器類はピカピカになった。
やっぱり汚れていたのか…。
義父は何も気づかないだろうし、わたくしと夫はきれいな食器で気持ちよく飲み食いできる。
ありがたや、ありがたや。南無。

トイレの方は恐ろしいことになっていた。
わたくしが知っているこの家のトイレは白かったんですが…。
今回見たらオレンジ色になっていて、ところどころに黒いテンテンがついている。
オレンジ色のはカビ。黒いテンテンもカビ。

トイレ用洗剤も、わたくしが前回置いた場所にそのまま置かれていた。
義父はトイレの掃除にまで気が回らないのだろう。
わたくしだって、汚れが目に付かなかったら掃除なんてしないんだから、目の悪い義父にとって、薄暗いトイレは「万年きれいな場所」なんだろうな。

これら秘密のミッションには、そんなに時間をかけられない。
短時間ではもう落とし切れなくなっている部分がある。
これからどうしようかなぁ。

そして、それほど時間はかかっていないのに、わたくしはくたくたでございます。
テレビを見ている義父の横で身体を伸ばしたら、そのまま寝ちゃいました (;^_^A

「ぴょんぴょんは?」という夫の声と、「ここで眠っちゃってるみたいだよ」と答える義父の声が遠くに聞こえた。
文句らしいことを口にしない義父よ、あなたはいい人だぁ。

予定通り3日に帰宅。
えらくくたびれました。
数日、寝て過ごしたいです。
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  1. 2005/01/03(月) 23:30:00|
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