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子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

単独クルージング

昨日、お姉さんの知り合い(恋人と言うべきかな)の留守電に「引っ越し先の電話番号を教えていただきたい」とメッセージを入れておいたら、今日、彼が電話をくれた。

お姉さんは逝ってしまったんだって。
そっかぁ…。

ネットで知り合った体がん患者さんたちはいるけど、病院で枕を並べて、同じご飯食べて、一緒に生活したお姉さんは、やっぱり別格の身近な存在だった。
主治医とか、病院の話もツーカーだったしね。
実生活上の闘病(この言葉、好きじゃないんだけど、今はいい言葉が浮かばない)に関して、これからは、ぴょんぴょんの単独クルージングになる。

病院で一緒に過ごした日々の合間、お姉さんは、彼に対する感謝の気持ちとか、なぜ自分は余命告知されても出来る限りの治療を受けたいと思っているのかとか、もし手段がなくなったら最後はこうしたいというようなことをぽつりぽつりと口にしていた。

そんな話を彼にしたら、彼の気持ちが少しは安らぐかなとも考えたのだけれど、反対に悲しみを倍増させてしまうようにも思え、言えなかった。
お姉さんの希望の中には叶わなかったものもあったから、それを知ったら、彼は辛いだろう。
もしかしたら、叶えてあげられなかったということをもう知っていて、彼は自分を責めているかもしれないし…。

患者家族も含め、患者本人以外の人々の言動の中に、ぴょんぴょんをいらだたせるひとことがある。
それは、「子宮がんは絶対治るんでしょ?」とか「子宮がんで死ぬの?」という言葉。

子宮がんは、早期発見して治療すれば100%に近い高い確率で治ると思う。
でも進行すれば、残念ながら死んでしまうことだってある。がんだからね。
多くの患者は、それを知っているからびびる。
でも、子宮がんを「がん」と受け取らない一般の人って、けっこう多いみたい。

子宮がんは、子宮内膜症とも、子宮筋腫とも違うんだよ。
あくまでも、悪性の腫瘍です。
「絶対治る」なんて、きれいごとは言えない。
必要以上に恐れることはないけど、なめてもアカン。
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  1. 2001/07/15(日) 23:30:00|
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