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子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

あー、そうですか

坂の上病院の産婦人科で11日にやったがんの術後検診の結果を聞きに行った。

細胞診、腫瘍マーカーとも異常なし。
尿酸値とコレステロール値はやっぱり高い。
これ、どうするの?

この前言ったはずなのに、骨密度に関しては、調べてなかった。
まったくぅぅ。

主治医いわく、やっぱり「がんが再発しなければそれでいいんじゃない。あなたの場合はホルモン補充療法できないし」。
そんなもんなの?

患者は、術前に、がんなので子宮取ります、卵巣取ります、その結果、卵巣欠落症状が出ることがあります、リンパ浮腫になることがあります等々の説明を受けている。
で、術後、不調を感じたら、「これはがんの手術の後遺症なのでは?」と思うわけよ。
その思考、変ですか?

で、婦人科の主治医に「ここが不調なんですけど」って訴えるわけよ。
その行動、変ですか?

術前の説明通り、コレステロール値が上がる等の卵巣欠落症状めいたものが検査結果で示されれば、これは婦人科で治療してくれるんだろうなって思うわけよ。
甘いですか?

ここからが問題で、実は、出現した症状は婦人科の扱い領域じゃなかったりする。
でも、患者にはそれがわからない。
ここまでは婦人科で診るけど、この部分については内科の扱いになるとか、外科の扱いになるってわからないんです。
受診科同士の仁義もあるだろうから、勝手に別の科に行っちゃっていいのかなとも思う。

婦人科で全部に対応できないなら、せめて、「この科に行って」って、道しるべくらい示してよね。
ついでに、これは婦人科では診てもらえないらしいと気づいた患者が他の科を受診すると、「それは婦人科で診てもらって…」って言われることが多い。
婦人科で対応してもらえないから、別の科を受診してるんであって、あっち行け、こっち行けって言われて「たらい回し」じゃたまらんよ。

私がまだなぎさ病院の婦人科にかかっていた頃、お腹痛かったり、足が痛いって言っても婦人科で対応してくれないので自主的に別の科にかかっていたんだけど、坂の上病院の婦人科はトータルで診てくれるようなことを言ったので、転院してきたんですけど…。
あれは患者誘致の営業トークだったわけね。

そんなことをつらつらと考えながら主治医と話した結果、やっぱりコレステロール値とか骨密度が低下していた場合の治療については、内科の扱いになる、婦人科じゃできないよって、ぽろっと言われた。
ホルモン補充療法(HRT)ができないので、婦人科ではどうしょうもないってことらしい。

だったら、はじめっからそう言ってよ。
10月にこの婦人科で検診した時には、コレステロール値、尿酸値、骨密度などの検査、管理をしていこうって、代診の先生に言われたんですけどね。
あの言葉は何だったのか、わけわかんね~。

じゃあ内科に行きますけどね、「婦人科で診てもらって」って言われるだろうから、内科のDrに対して、婦人科では対応できない症状である旨の申し送りをちゃんとしておいてくださいねって念を押した。

この前、坂の上病院の婦人科は3月で閉鎖されるって聞いたんだけど、存続が決まったのだそうだ。
ただし、今の主治医はいなくなる。
ま、いいか。

私の場合、婦人科でやってもらうのは、細胞診と腫瘍マーカーと内診等の術後検診だけと割り切った。
がんそのものに対する治療はないのだから、婦人科医ならだれでもいいよ。
検査だけだもん。

坂の上病院は総合病院で、いろいろな科がある。
カルテが共有できるから、検査結果が共有できる。
家からも近い。

満点じゃないけど、私が考えるいろいろな条件のうち、かなりの部分を満たす。
他の病院も同じように点数つけていったら、ここがトップになる。
だから、これからもここに来ますが、どうなるこやら…。




婦人科で受けられる卵巣欠落症状の治療は、HRT(ホルモン補充療法)か、漢方が主になります。

わたくしのようにHRTできないタイプのがんや、HRTや漢方で効果が得られなかった場合、また、HRTや漢方では対処できない卵巣欠落症状は婦人科で治すことを期待してもダメなんだ、ということがこの日はっきりわかりました。

婦人科がんの術後後遺症であっても婦人科で治せない場合は、その症状の治療を得意とする診療科へ回してもらったほうがいいと思います。
わたくしはこの日以降、自分が持っている術後後遺症にあわせて、いろいろな診療科を受診しわけて治療を求めました。

ひとつの科ですべてを診てもらえないというのは確かに面倒ですが、どの診療科も自分の得意分野の治療においてはとてもよく対応してくれ、わたくしは満足しています。

日本の医療体制は、「ひとつの科ですべてを診る」ようにはなっていません。
患者も賢くなりましょう!

なお、わたくしはこの日、婦人科の主治医に「婦人科がんの後遺症ではあるけれど、婦人科では治療できない分野の症状なので、そちらの科で診てください」ということをカルテに明記して欲しい、と強く要望しました。
また、実際に他の科を受診する時には、自分自身からも再度「婦人科のDrから、こちらの科で治療してもらうように言われました」と念を押しています。
以降、診療科同士の「たらい回し」は激減しました。
(2005.3 追記)
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  1. 2002/12/25(水) 23:30:00|
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