FC2ブログ

子宮体癌術後日記  **ぴょんぴょんがキャンサー・サバイバーになるまで**

親しい人とのお別れ、新たな病気の発覚、癌再発??etc。いろいろあった子宮体癌術後5年間の全記録です。

先輩

風邪は相変わらず、なんだかな~状態。
ちょっと動くと激しい咳が出ちゃって、ぐるじいでず。

今日、夫宛に封書が来ていた。
差出人は夫の会社の会長とAという苗字の女性の連名。
結婚披露宴の招待状の形状なのだけれど、寿切手も金扇のシールもない。
会長さんには息子さんが数人いたはずなので結婚するのは不思議ではないが、夫が招待されるのはすごく不思議だ。

夫の会社は大きくはないが、小さくもない。
一介の中間管理職である夫が招待されるほど、出席者の人数集めに困っているとは思えない。
仕事から帰ってきた夫に、「会長さんから披露宴の招待状みたいな形の封筒が来てるよ、それ何?」と聞いた。

夫「ぴょんぴょんみたいな人がいるんだよ」

ぴ「?」

夫「うちの会社に『自分が死んだら、いろいろと大変だから密葬にして、その代わり死後何日目にこの会場で自分がお世話になった人を集めて、今までありがとうございましたって感謝するパーティを開け』って遺言書に書いてた人がいた。ぴょんぴょんも遺言書に同じようなこと書いてるんだろう?」

ぴ「いや、パーティ開けとは書いてないけど…」

夫「こういう葬式にしろとか、散骨しろとか、この人を呼べとか書いてあるんでしょう? 同じようなことをした人がいたんだよ」

私は遺言書を弁護士に預けてあり、夫は、私の遺言書の内容を知らない。
まぁそれは、私が死んだらいやでも分かることなので、お楽しみに~。

ぴ「その人、死んじゃったの?」

夫「うん。でな、遺言通りにパーティを開くとなると、家族だけでは準備がものすごく大変なので、会長が『では会社でお手伝いしましょう』って言ったんだ」

ぴ「じゃあその封筒は、『みんなありがとうパーティ』の招待状なの?」

夫「うん」

ぴ「その人、お葬式は本当に密葬だったの? あなたも行かなかったの?」

夫「うん、行かなかった」

故人が「みんなありがとうパーティ」をひらいて欲しいと指示した場所は都内の一流ホテルで、何とかの間というのまで指定してあり、招待客もきっちり指定されていたらしい。

私は故人を知らないけれど、私と同じように自分の葬儀のことを考えてしっかり用意していた先輩がいて、しかもその願いが残った人たちによって実現されると聞いてちょっと嬉しい。
スポンサーサイト



  1. 2003/06/13(金) 23:30:00|
  2. 夫婦|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)